研究課題
挑戦的萌芽研究
運動障害者に対する運動療法の代替手段として低周波刺激による麻痺筋の収縮が生体内での生理活性物質の変動を生じさせるかどうかを検討した。健常者に対して負荷を与え、生体内の生理活性物質の変動が生じるか否かを検討したが、今回のプロトコールでは有意な結果を得ることはできなかった。しかし、歩行やランニングなど負荷の強い随意的筋収縮を行うことが困難な場合にでも、必要かつ十分な非随意的筋収縮を誘発する物理療法を利用して、運動療法に代わる治療手法を開発することは必要である。
リハビリテーション医学