研究成果の概要 |
全国の脊髄性筋萎縮症:SMA(Ⅰ型)児の親に対してアンケートを行い(配布数:58,回答数:36,回収率:62%)その結果を元にSMA(Ⅰ型)児のコミュニケーション発達における支援の方針や開始時期の目安を示すSMA(Ⅰ型)児の発達里程標を作成し公開した。これに続き、SMA(Ⅰ型)児に対して文字学習を含むAACを用いたコミュニケーション支援を行い、効果を検証した。早期から系統的な支援を行うことで、機器類を使用したコミュニケーションを学齢期前に獲得することが可能になった例もみられた。これらの結果を元に支援の指針を示す「SMA1型児のコミュニケーション支援の手引き」を作成し公開した。
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