研究概要 |
高齢者と若年者、各々二例の大腿四頭筋のマイクロアレイの結果をGenespringを用いて比較したところ、年齢の増加に伴い129遺伝子が増加していた。その中から変化の大きかった遺伝子を6つ示す。 1. Homo sapiens endothelin 2 (EDN2) [NM_001956], 2. HUMKEREP keratin {Homo sapiens} [THC2531223] 3. Homo sapiens wingless-type MMTV integration site family, member 16 (WNT16), transcript variant 1, [NM_057168], 4. Homo sapiens C-type lectin domain family 2, member A (CLEC2A), [NM_001130711], 5. Homo sapiens family with sequence similarity 110, member C (FAM110C), [NM_001077710], 6. Homo sapiens family with sequence similarity 84, member A (FAM84A), [NM_145175] 現在新たに4例を追加して大腿四頭筋の解析を行っている。また筋サンプルの中にはNanoDropによる吸光定量とバイオアナライザによる電気泳動でRNA量が基準を満たしておらず、1. cDNAアレイは可能であるが、microRNAアレイ不可能なもの、2. cDNAとmicroRNA、両アレイの実行が不可能なものがあった。特にハムストリングスからの針生検はサンプル数に乏しく、かつ採取された分でもRNA抽出量が十分ではなかった。さらにサンプルを増やす必要がある。
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