研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究の目的は、在宅に居住する高齢者の認知症や軽度認知機能障害(mild cognitive impairment: MCI)を早期に発見するための簡便に調査可能な質問調査法を開発することである。分析の結果、「物を置いた場所を忘れることが多くなった」「親しい友人や知人の名前を忘れる」「周囲より忘れっぽくなったと言われる」といった記憶に関する質問がMCIと密接に関連することが明らかとなった。そのため、記憶に関する質問調査が認知症の早期発見のためのスクリーニングのために重要である可能性が示唆された。
老年学