キャンプ活動が知的・発達障がい児・者の「生活の質」「自立」「発達」にいかに貢献できるのかアメリカと日本のキャンプについて実証的に研究した。 ①知的・発達障がい児・者対象キャンプ関係者への聞き取り ②大阪市とその近郊のキャンプ実態調査 ③知的・発達障がい児・者対象キャンプ実践を行い、「参与観察」ならびに参加者とその家族への「質問紙調査」によりデータを収集し検討した。結果、キャンプ活動は、①参加者の「生活の質」「自立」「発達」に良い影響を与えていること。②参加者に加え家族やキャンプ関係者も「成長」する機会を得ること。③良い影響を継続するためには個別支援や運営に工夫が必要なことが明らかになった。
|