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2014 年度 実施状況報告書

イスラーム世界における格闘技の意義 ~格闘技観・勝負観・教育観・娯楽観・役割~

研究課題

研究課題/領域番号 24650393
研究機関四日市看護医療大学

研究代表者

菱田 慶文  四日市看護医療大学, 付置研究所, 研究員 (60625862)

研究分担者 柴山 信二朗  帝京平成大学, 公私立大学の部局等, 講師 (40572235)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2016-03-31
キーワードアラブ / イスラーム / 柔術 / ムエタイ / キックボクシング / 学校体育教育
研究実績の概要

平成26年度は、現地(アラブ首長国連邦アブダビ首長国)のインフォーマントとの調整が折り合わず、夏季に計画していた現地調査を延期せざるを得なかった。また、冬季には、イスラーム国による日本人人質殺害事件発生など、中近東の治安状況が一層不安定となったことから、年度末に計画した現地調査を控えねばならなくなった。そのため、国内および国外(現地を除く)に於いて以下の調査をおこなった。
1)ソーシャル・ネットワークを活用し、現地の格闘技競技開催状況、各種格闘技組織(UAE Jiu-Jijtu Association, UAE Muaythai-Kickboxing Federation)の動向を調査した。2)訪日した現地関係者(UAE Muaythai-Kickboxing Federation関係者)に面会し、現地の動向につき聴きとりをした。3)2015年3月にタイ国バンコクで開催されたワールド・ムエタイ・チャンピオンシップに参加するために現地より訪タイした現地関係者(UAE Muaythai-Kickboxing Federation関係者)を訪問し、最近の動向につき聴きとりをおこなった。4)イスラーム社会をさらに深く、概観する為に、イスラーム社会の文化として書かれた書籍をレビューし、イスラーム社会の情報収集に努めた。
5)日本アラブ首長国連邦協会、事務局並びに研究者と連絡をとり、現地の情報収集に努めた。6)アブダビ首長国連邦で格闘技指導する日本人指導者と連絡をとり、現地の指導の様子や格闘技興行の情報収集に努めた。7)アブダビ首長国で柔術を指導するブラジル人と連絡をとり、現地の情報収集に努めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

主に以下の理由により、現地調査を実施できなかったことによる。
1)現地インフォーマントとの調整が折り合わず、夏季に計画していた現地調査を延期せざるを得なかった。
2)イスラーム国による日本人人質殺害事件発生など、中近東の治安状況が一層不安定となったことから、年度末に延期した現地調査を控えねばならなくなった。

今後の研究の推進方策

1)柔術スクール・プロジェクト参加生徒への聞き取り調査を進める。地方における同プロジェクト参加生徒への聞き取り調査を実施し、都市(アブダビ)と地方(アルアイン)との比較をおこなう。
2)打撃系格闘技であるムエタイ、キックボクシングの状況について、昨年以降、進捗が著しいUAE Muaythai-Kickboxing Federationの動向を調査し、とムエタイ、キックボクシング実践者の意識について、聞き取り調査を実施する。
3)研究成果を報告書にまとめると共に、セミナー・研究会形式で広く広報する。

次年度使用額が生じた理由

主に以下の理由により、現地調査を実施できなかったことによる。
1)現地インフォーマントとの調整が折り合わず、夏季に計画していた現地調査を延期せざるを得なかった。2)イスラーム国による日本人人質殺害事件発生など、中近東の治安状況が一層不安定となったことから、年度末に延期した現地調査を控えねばならなくなった。

次年度使用額の使用計画

以下のように計画している。
1)現地調査、調査地への渡航費、滞在費 2)資料費 、現地資料購入費 3)研究成果報告、報告書作成経費、成果発表のためのセミナー・研究会参加に関わる国内出張費、参加費

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] アラブ首長国連邦アブダビ首長国における格闘技振興~国家プロジェクトとしての格闘技振興政策2014

    • 著者名/発表者名
      菱田慶文
    • 学会等名
      日本体育学会
    • 発表場所
      立命館大学
    • 年月日
      2014-08-28

URL: 

公開日: 2016-06-03  

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