研究課題/領域番号 |
24650421
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
澤 聡美 富山大学, 人間発達科学部, 講師 (80369488)
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研究分担者 |
橋爪 和夫 富山大学, 人間発達科学部, 教授 (80189472)
バハウ サイモンピーター 富山大学, 学内共同利用施設等, 教授 (30714357)
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キーワード | 民謡 / 気分(POMS) / テンポ / 心身の健康 / おわら |
研究概要 |
本年度は国内外の民謡を調査し、「心地よい」と感じるリズムと動きを抽出することを目的とした。行った調査は主に3つあり、1.富山民謡(おわら等)、2.沖縄民謡(カチャ-シ-等)、3.パプアニューギニア(国のフェスティバルにおける各地域の民族舞踊)。1~3の調査で共通してたのは音楽のテンポと動作をしたときの気分の変化に着目したことであり、早いテンポの動きほど、「活気」が高く、平常の心拍数に近いゆっくりなテンポほど「抑うつ」や「緊張」、「不安」等の気分に効果が認められた。 この結果の一部を以下の国際学会にて発表した。 Satomi Sawa, Kazuo Hashizume.The Effects of Toyama Folklores and Dances on Changes in Moods. 第15回日・韓健康教育シンポジウム 兼 第61回日本教育医学会大会( 2013.8.20 韓国済州大学校)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は研究分担者を追加したため、フィールド調査はおおむね順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
フィールド調査を詳細に分析し、論文発表や投稿論文の作成を目指す。
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次年度の研究費の使用計画 |
本年度は海外のフィールド調査をスタートし、国内外と共通する調査項目の作成を行った。平成25年度は調査場所と時期が決定しなかったため、使用額が予定より少ない結果となった。 平成26年度は海外でのフィール調査を2か所で行うことと、学会発表を行う予定である。
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