本研究はレジスタンス運動が末梢血中のNK細胞活性や単球活性化因子等に及ぼす影響を明らかにすることを目的としている。レジスタンス・エクササイズは、全身の筋肉を使えるように、アンクル、リストウエイトを用いてデザインした運動を行わせた。被験者を無作為に運動トレーニング群と対照群に分け実験を行った。運動負荷後NK細胞活性についてはオープンウィンドウ状態が観察された。また、運動トレーニングによりその現象は低減することが示された。さらに、単球活性化因子についても検討を行い、運動負荷による影響について、いくつかの知見を得ることができた。
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