研究課題
挑戦的萌芽研究
大量の塩を用いて作られる塩蔵食品は腐敗菌や食中毒菌の増殖を抑える安全な食品であった。しかし2007年、低塩分のイカ塩辛で大規模食中毒が発生した。そこで低塩分の塩蔵食品がもつ食中毒リスクを調べた。まず市販製品の市場調査と細菌汚染調査を実施し、市販品の多くが低塩分の製品であることが分かった。またそれら食品では食中毒菌汚染は確認できなかった。さらにそれら食品に食中毒菌を接種したところ、菌はすぐに死滅した。現在の市販塩蔵食品は低塩分化しているが、安全が担保されていることが分かった。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (2件)
日本食品微生物学雑誌
巻: 29巻 ページ: 230-233
http://www.jsfm.jp/publish/vol29/2904.html
化学療法の領域
巻: 28巻6号 ページ: 110-118
腸炎ビブリオ感染症
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