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2013 年度 研究成果報告書

アンヒドログルシトールの機能性の解明と利用

研究課題

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研究課題/領域番号 24650480
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 食生活学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

小西 洋太郎  大阪市立大学, 大学院生活科学研究科, 教授 (70116812)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード1,5-アンヒドログルシトール / 甘味料 / オンジ / 1,5-アンヒドロフルクトース
研究概要

生薬オンジから1,5-アンヒドログルシトール(AG)を精製し、これまで研究例がない食品科学分野における機能性と利用法について検討し、次のような新しい知見を得た。(1)官能試験によるAGの甘味度はスクロースの58%であった。(2)ラットに経口投与したAG(375 mg/kg 体重)の約55%は9時間以内に尿中に排泄されたことから、代謝されにくい糖と考えられる。血中AGレベルは3日後にほぼ投与前のレベルに戻った。(3)ピラノースオキシダーゼによるAGから1,5-アンヒドロフルクトース(AF)への転換の最適条件をみいだした(転換率88%)。AFは抗褐変活性を示した。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (6件)

  • [学会発表] 1,5-アンヒドログルシトールの物理化学的性質と利用法2013

    • 著者名/発表者名
      三宅千悠、太田沙織、小西洋太郎
    • 学会等名
      日本栄養・食糧学会第52回近畿支部大会
    • 発表場所
      滋賀県立大学(講演要旨集)
    • 年月日
      2013-10-26
  • [学会発表] 糖負荷ラットの血糖値に及ぼす1,5-アンヒドログルシトールによる影響2013

    • 著者名/発表者名
      中村友美、棚橋梨江、大橋純子、小西洋太郎
    • 学会等名
      日本応用糖質科学会平成25年度大会
    • 発表場所
      鹿児島大学(講演要旨集)
    • 年月日
      2013-09-25
  • [学会発表] 1,5-アンヒドログルシトールの甘味評価2013

    • 著者名/発表者名
      隅蔵菜海、太田沙織、向瀬きなみ、金一玲、小西洋太郎
    • 学会等名
      日本応用糖質科学会平成25年度大会
    • 発表場所
      鹿児島大学(講演要旨集)
    • 年月日
      2013-09-25
  • [学会発表] 新甘味料1,5-アンヒドログルシトールの血糖値上昇抑制作用2012

    • 著者名/発表者名
      小西洋太郎、大橋純子、太田沙織、金一玲
    • 学会等名
      日本栄養食糧学会第h51回近畿支部大会
    • 発表場所
      甲子園大学(講演要旨集)
    • 年月日
      2012-10-20
  • [学会発表] 1,5-アンヒドログルシトールおよび糖質の消化吸収過程における相互作用2012

    • 著者名/発表者名
      大橋純子、熊取谷麻里、小西洋太郎
    • 学会等名
      日本応用糖質科学会平成24年度大会
    • 発表場所
      東京農工大学(講演要旨集)
    • 年月日
      2012-09-19
  • [学会発表] 1,5-アンヒドログルシトールの精製方法と甘味の評価2012

    • 著者名/発表者名
      太田沙織、金一玲、中山玲子、小西洋太郎
    • 学会等名
      日本応用糖質科学会平成24年度大会
    • 発表場所
      東京農工大学(講演要旨集)
    • 年月日
      2012-09-19

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公開日: 2015-06-25  

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