|
強い地震動の際に地面はどのように揺れるのかを疑似体験する防災教育教材を開発した。実際に観測された強震動波形を用いて加速度センサーを利用してその揺れがどのようなものであるのかを体を動かして実感する装置と地震波形からどのような情報が得られそれが地震災害の規模とどのように関連するかを解説する教材を併用して過去の地震動を追体験することを目指した。揺れの記録から起こり得る災害をイメージする際、歴史地震による被害の例を示すことが有効であるとの知見を得た。これを踏まえ京都市の歴史地震の被害、特に地震時の石灯籠の挙動を調査・整理した。
|
