• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 実績報告書

統合とプラン化過程の外在化による算数文章題の学習支援に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 24650556
研究機関広島大学

研究代表者

平嶋 宗  広島大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10238355)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワード三角ブロック / 算数文章題 / 統合過程 / プラン化過程
研究実績の概要

本研究では,算数文章題の問題解決過程における「統合」と「プラン化」を具体的かつ可視化された作業として学習者が実行できるソフトウェアシステムを設計開発し,その実験的な運用までをおこなった.本研究においては,統合・プラン化過程のモデル化として,三課ウブロックモデルを提案し,統合表現を三角ブロックモデルの統合として,プラン化過程を統合された三角ブロックモデルに基づく計算処理として定式化している.この定式化に沿ったソフトウェアシステムと,タブレットをクライアントとし,サーバをWiFiでで結ぶことで実現している.小学校の算数授業における利用を通して,学習者の作る統合構造が,(1)求答型,(2)物語型,(3)積和標準型,の三つに分かれることが分かった.さらに,その方によって,学習者の一般的な算数能力に差があることもわかった.さらに,三角ブロックの統合に困難を感じる学習者の存在も確認でき,統合活動の誘導機能の設計開発と,実験的利用までを行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 算数文章題解決における数量的統合過程の対象化行為化としての算数三角ブロックシステムと教材知識のオーサリング支援機能2014

    • 著者名/発表者名
      古久保和仁,山元翔,林雄介,平嶋宗
    • 学会等名
      第39回教育システム情報学会全国大会
    • 発表場所
      和歌山市
    • 年月日
      2014-09-10 – 2014-09-12
  • [学会発表] 算数文章題を対象とした数量関係的統合過程の外化支援のための構造診断機能の設計・開発2014

    • 著者名/発表者名
      小田拳太,竹内俊貴, 山元翔, 林雄介,平嶋宗
    • 学会等名
      人工知能学会全国大会2014
    • 発表場所
      松山市
    • 年月日
      2014-05-12 – 2014-05-15

URL: 

公開日: 2016-06-01  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi