研究概要 |
本年度は以下の通り、研究計画を実施した。 (1)第3回研究会(2013年7月28日、京都大学)では、連携研究者の藤原辰史氏の近著『稲の大東亜共栄圏』合評会を開催した。コメンテーターとして飯田香穂里(総合研究大学院大学)、都留俊太郎(京都大学)、瀬戸口明久(京都大学)が報告した。続いて宣有貞氏(京都大学)の「玄信圭の木と朴正熙の森林:1970年代の韓国の山林緑化における再理解」の報告、議論が行われた。 (2)第4回研究会(2013年10月22日、台北)は、International Workshop: Animals, Plants, and Knowledge Network in East Asiaとして開催された。報告者は瀬戸口明久(京都大学)、高橋美貴(東京農工大学)、陳徳智(台湾師範大学)、コメンテーター:藤原辰史(京都大学)、Kjell Ericson (Princeton University)。なお上記の2回の研究会は科研費基盤A「帝国日本の知識ネットワークに関する科学史研究」との共催である。 (3)第2回東アジア環境史学会(2013年10月24-25日、国立東華大学・台湾)にて、瀬戸口と福永によるオーガナイズド・セッションMarine Resources and Imperialism in East Asia, Biological Resources and Imperialism in East Asiaを開催した。
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