研究課題
挑戦的萌芽研究
主目的は悪性骨腫瘍に対し液体窒素処理した腫瘍組織が生体内に戻ると体内で腫瘍特異的な凍結免疫の活性を誘導し、結果として腫瘍の再発や転移の抑制を導くか追求することである。in vivoで液体窒素処理した腫瘍組織に樹状細胞療法を併用すると、サイトカインの上昇、肺転移の抑制を確認した。また、ヒト樹状細胞療法を標準治療抵抗性悪性骨軟部腫瘍患者に行う第1相臨床試験を遂行している。これまでに25名の患者に対し投与を行っており、現在経過観察中であるが3割の患者で免疫反応の上昇を確認している。これらの結果から今後、液体窒素処理骨移植患者に樹状細胞療法を併用する方法を確立していく。
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