研究課題
挑戦的萌芽研究
癌幹細胞を標的とするモノクローナル抗体を作製するため、ラットの腹腔に人工癌幹細胞(iCSC)を3回投与後、ハイブリドーマを作製した。 iCSC およびヒト乳がん細胞株を用いてスクリーニングを実施したところ、iCSC のみを特異的に認識する 2 種類のモノクローナル抗体を選別した。プロテインアレイを用いて抗原タンパク質の同定を試みたところ、ABL1 が同定された。 iCSC に ABL 阻害薬であるイマチニブを投与したところ、自己増殖能の阻害が認められた
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Oncogene
DOI:10.1038/onc.2012.614.