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2013 年度 研究成果報告書

アナタース型酸化チタンと生理活性物質の併用による細胞死誘導効果増強の研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24651054
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 放射線・化学物質影響科学
研究機関東京理科大学

研究代表者

吉見 陽児  東京理科大学, 理工学部, 助教 (70609362)

連携研究者 池北 雅彦  東京理科大学, 理工学部応用生物科学科, 教授 (70138981)
四宮 貴久  東京理科大学, 理工学部応用生物科学科, 教授 (30196414)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード光触媒 / 酸化チタン / 細胞死 / 活性酸素 / 酸化ストレス / 脂質過酸化 / ネクローシス
研究概要

本研究は酸化チタンの光触媒効果による細胞傷害の機構を解析し、これをがんの治療に役立てるための基礎研究を目的として行われた。研究内容は1)細胞傷害を誘導するための手法と測定方法の確立、2)誘導される細胞死の様式の解析、3)細胞死誘導の機序の検討の3つに分けられる。細胞を効果的に傷害する条件を見出し、測定する系を確立できた。また、各種指標から光触媒による細胞死はアポトーシスではないことが示唆された。さらに、細胞膜の脂質過酸化が顕著に起こされていることが確認された。光触媒による細胞死は光触媒効果により発生したROSが細胞膜の脂質過酸化を促し膜が崩壊することでネクローシスを起こすと考えられる。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他 0

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] TiO2の光触媒効果が引き起こす細胞死誘導における細胞膜脂質過酸化解析光触媒0

    • 著者名/発表者名
      伊藤駿、小松原直人、吉見陽児、中田一弥、池北雅彦
    • 学会等名
      光機能材料研究会第20回記念シンポジウム
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      00001213
  • [学会発表] 光触媒効果による細胞死誘導機構の分子機構解析光触媒0

    • 著者名/発表者名
      小松原直人、吉見陽児、中田一弥、池北雅彦
    • 学会等名
      光機能材料研究会第20回記念シンポジウム
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      00001213
  • [備考]

    • URL

      http://www.rs.tus.ac.jp/nakata/

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公開日: 2015-06-25  

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