研究課題
挑戦的萌芽研究
エピジェネティックな形質発現変化は遺伝子プロモーター領域のメチル化の変化を伴う。エピジェネティックな変化を起こす外来化学物質をエピミュータジェンという。本研究では脱メチル化を起こすエピミュータジェンをスクリーニングする新規アッセイ系の作製を試みた。メチル化によってO6―メチルグアニン修復遺伝子(MGMT)の発現が抑制されている癌細胞に5-アザシチジンを処理して、MGMTの発現を緑色蛍光およびメチルニトロソウレア(MNU)耐性出現で検出する系を作製した。出現したMNU耐性細胞のMGMT発現をmRNAおよびタンパク質発現で確認した。本アッセイ系を用いて環境中のエピミュータジェンを検出できる。
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Mutat. Res
巻: 753 (2) ページ: 93-100
10.1016/j.mrgentox