研究課題
挑戦的萌芽研究
排熱や太陽熱は家の外部で発生するため、この熱を家の暖房や給湯に用いるためには、家の内部まで熱を導き、必要なときに取り出すせるように蓄熱しておく必要がある。本研究はそのための技術として潜熱蓄熱材に注目し、輸送が容易な流動性潜熱蓄熱材の開発のため、以下の3つの実験を行った。(1)高濃度スラリー潜熱蓄熱材の開発、(2)硝酸系無機塩の液→固→液相変化を用いた蓄熱材の開発、(3)吸収式ヒートポンプ用の蓄熱媒体としての高濃度食塩水の検討を行った。(2)と(3)については固化の問題で流動化は難しかったが、表面活性剤を添加した硫酸ナトリウム10水和物は、かなりの高濃度でも流動化が可能であることがわかった。
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