研究課題
挑戦的萌芽研究
ケイ酸を溶解できる環境にやさしいイネ用の肥料のケイ酸を用い、土壌中の90Srや137Csの除去を試みた。土壌中ではCsとSrの溶解挙動が異なり、Srは水だけでも、肥料のケイ酸を加えた水でも、土壌に含まれるケイ酸と安定な錯体を形成し、土壌から100%抽出された。しかし、Csはケイ酸を含む水溶液では1.5%以下しか抽出されなかった。Srはケイ酸と2座配位で錯イオンが生成していた。しかし、Csでは、ケイ酸との錯イオンがわずかしか検出されなかった。Csの溶液平衡によって生じたケイ酸の多量体が、Csの錯形成に使用できるケイ酸の量を減らし、土壌中のケイ酸などに吸着を促進させると考えた。
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