研究課題/領域番号 |
24651074
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境技術・環境材料
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研究機関 | 福島県立医科大学 (2013-2014) 山梨大学 (2012) |
研究代表者 |
志村 浩己 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (40303416)
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研究分担者 |
古屋 文彦 山梨大学, 医学部第三内科, 講師 (90456450)
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連携研究者 |
一條 昌志 山梨大学, 医学部第三内科, 助教 (50436854)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 放射性物質 / 除染 / 微細緑藻類 / 甲状腺癌 / 活性酸素 / RhoB / 甲状腺ホルモン受容体 |
研究成果の概要 |
新規に発見した微細緑藻類Parachlorella sp binos (Binos)は,福島第一原子力発電所事故にて環境中に放出された主な核種である放射性ヨウ素およびセシウム,ストロンチウム等の放射性陽イオンを高効率に取り込むことを明らかにした。さらに,二次元質量分析により,ヨウ素は細胞質内に取り込み,陽イオンはアルギン酸に富む細胞外マトリックスに結合することにより吸着することを明らかにした。さらに,ヨウ素は光合成により発生された活性酸素により能動輸送されることにより取り込まれることを明らかにした。本藻類を利用した環境中の放射性物質の除染方法は,現在,実際の福島県内の除染に利用されている。
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自由記述の分野 |
内分泌代謝学
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