研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では,リグノセルロースバイオマスやその構成成分を急速熱分解して得られる揮発成分のその場接触改質特性を,揮発成分とチャーを分離して追跡可能な二段反応器を用いて調べ,芳香族化合物生成反応機構について検討し,以下の様な成果を得た.①ゼオライト触媒を用いたバイオマス急速熱分解生成物の接触改質により,芳香族化合物を高収率で得た.特に,HZSM-5を用いた場合,550℃で26%(炭素モル基準)もの高収率で芳香族化合物を得た.②本反応系の効果はセルロースに対し顕著で,芳香族化合物への転換率は30%以上であった.③アルキンやジエン炭化水素化合物を中間体として芳香族化合物へ転換することを初めて見出した.
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