研究課題
挑戦的萌芽研究
大強度のテラヘルツ光源であるコヒーレント遷移放射をさらに広く分光利用に展開するため、新たな円偏光生成技術の開発を行った。生成原理は、直交する2種類の直線偏光コヒーレント遷移放射を光の位相差とともに重ね合わせるだけの方法であるため、位相差を変えることにより簡便に偏光度を制御することが可能である。また波長板などの光学素子を用いる方法のように素材による光損失も生じないため、大強度のまま円偏光を生成できる優れた方法である。
赤外放射光