研究課題
挑戦的萌芽研究
相対湿度、圧力を制御するガスハンドリングシステムを立ち上げ、フーリエ変換型赤外分光器用加圧セルを利用してCO2, N2 Xeガスの吸蔵実験を行った。ケージ内に存在する水分子の脱水に適した相対湿度を見出した。ナノ空間における水和効果、骨格分子中の電荷サイトによる界面相互作用による電荷の偏りを示唆する新たな赤外吸収バンドを見出した。また、詳細なマイクロ波伝導率と赤外分光実験から、ナノ空間に閉ざされた水分子ネットワークにおけるプロトンとプロトンホールは局所的に歪んだアイゲン型の水和物を形成し、こうしたキャリヤは、骨格分子に直接水素結合する水分子の自己解離により生じることを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (10件) (うち招待講演 2件) 備考 (1件)
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http://ldp.phys.tohoku.ac.jp/