研究課題
挑戦的萌芽研究
金属触媒を用いずにサイズがおよそ100 nmのナノグラフェンを絶縁体表面上に選択的に成膜させる技術を開発した。リソグラフィーで作製したアルミナパターンニング膜を使うことで、ナノグラフェンによって構成された電界効果トランジスタの作製に成功した。これらは高感度化学センサ、バイオセンサなどへの応用が期待できる。加えて、ナノグラフェン数層をメソポーラスシリカに被覆することで、窒素ドープされた規則性メソポーラスカーボン材料を作製した。窒素ドープされた炭素被覆メソポーラス材料は、非ドープの炭素では起きない4電子交換過程を経る酸素還元反応を示した。このような電気化学材料は燃料電池の触媒として有用である。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Carbon
巻: 65(1) ページ: 1-6
巻: 50 ページ: 3310-3314
http://www.tagen.tohoku.ac.jp/labo/kyotani/