研究課題
挑戦的萌芽研究
毒動物は、毒を効率的に注入する毒牙など毒器官をもつ。本研究では、毒牙バイオミネラリゼーション機構解明のため、ハブ毒牙形成に関わるマトリックスタンパク質の構造と特性を明らかにすることを目的とした。ハブ毒牙を50%蟻酸により脱灰し、8M尿素により抽出した。プロテオーム解析から等電点4~5、分子量25~55kDaの20種以上のタンパク質スポットを同定した。このうち主要成分としてI型コラーゲン様タンパク質の構造を明らかにした。さらにトランスクリプトーム解析から硬組織化関連タンパク質として,osteomodulin, IMPG2, dentin matrix protein 1などが見いだされた。
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