研究課題/領域番号 |
24651180
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研究機関 | 中部学院大学 |
研究代表者 |
安藤 隆年 中部学院大学, 人間福祉学部, 研究員 (50512000)
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研究分担者 |
井村 保 中部学院大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (50301619)
田草川 僚一 中部学院大学, 人間福祉学部, 教授 (50312103)
大薮 元康 中部学院大学, 人間福祉学部, 准教授 (40312102)
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キーワード | 福祉産業 / 産業育成 |
研究概要 |
従来型の福祉産業(介護保険制度等)ということを念頭に、福祉ニーズの高い過疎地域における課題でもある産業の衰退と若手人材の流出対策を絡めた、新たな福祉の産業化の構造について検討した。 研究代表者(安藤)の体調不良のため、新たな研究分担者(田草川・大藪)を中心に、福祉サービス事業者への調査(ヒアリング)の計画案をまとめ実施の準備をしていたが、年度末が近くなり、実施には至っていない。 研究分担者(井村)が中心となり、福祉用具市場の調査については、本邦における要介護者に対する用具のニーズだけではなく、介護予防の視点からも健康高齢者へのニーズを調査すべく、海外(ドイツ)における福祉用の状況を視察した。 国内における産業として、過疎地域の産業活性化を併せたあたらな産業構造の試案については、エキスパートへの調査を行っており、新年度に具体的アンケートを実施すべく、フィールドとの調整を行っている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究代表者(安藤)のカバーを行うべく、新たな研究分担者(田草川・大藪)を追加したが、これまでの情報共有等に時間がかかり、ヒアリングの実施に至らなかった。 また、研究分担者(井村)が予定していた調査に関しては、井村が、厚生労働省補装具評価検討会構成員に就任するとともに、厚生労働科学研究費の研究班長になり、その研究との分散により、具体的作業が遅れた。
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今後の研究の推進方策 |
研究実施にあたっては、研究協力者を学内および併設の短期大学より充当し、調査の実施を進める。個々の調査は、秋ごろまでに実施し、当初の計画であった相互比較は年度後期に実施して研究を取りまとめる。 なお、必要に応じて補足貯砂を実施する可能性を示唆していたが、ここまでの協議等の中で、ある程度のすり合わせもできており、実施できなくても差し支えない。
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次年度の研究費の使用計画 |
計画していた調査(ヒアリング、アンケート)が準備の遅れにより実施でしなかったことから、その調査費用の執行がなく、繰越となった。 調査(ヒアリング、アンケート)については、予定より遅れてはいるか実施準備が進んでおり、当年度の早い段階にて実施の見通しである。
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