研究課題
挑戦的萌芽研究
名古屋都市圏を対象として、郊外戸建住宅へのPVS導入の実質的な一次エネ消費量の削減効果を算定した。その結果、都心地域並みの住宅密度となるように郊外地域を分散集中化すれば、日常行動における自動車利用が減少し、都心のPVSなしの集合住宅居住と比較して、郊外のPVS付戸建住宅居住の方が省エネとなる範囲が数km拡大することを明らかにした。また、愛知県内298ヶ所の配電供給エリアを対象とし、電圧上昇に関わる指標としてエリア単位の最大余剰電力および年間余剰電力量を評価した。その結果、系統への影響を緩和の点からは、住宅・業務部門が混在し,電力需要が大きいエリアのPVS導入容量の増加が有効であった。
すべて 2014 2013 2012 2010 2002
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (11件)
都市計画論文集
巻: Vol.47, No.3 ページ: 385-390