研究課題
挑戦的萌芽研究
巨大津波が周期的に襲来した仙台平野で津波痕跡を調査・観測し,地表植生と微地形が溯上流に及ぼす水理堆積学的効果を,貞観津波と3.11津波について復元した.復元に基づく両津波の溯上過程の比較により,人為的地表改変が大規模津波の溯上流に与える水理効果が明らかとなった.震災後の2ヶ月間に得た観測結果を堆積学的に解析すると共に採取試料を古生物学的に分析し,その結果を総合的に解析し,平野面の水理特性を貞観津波と3.11 津波の比較結果により明らかにした.これにより溯上の水理的条件が確定し,忠実な地形復元に基づき溯上流の数値実験を試みた.
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すべて 雑誌論文 (9件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (7件) 図書 (3件)
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