研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究は特定のクロモソームを高い精度で単離する手法を開発することを目的として行った。M期で停止させた細胞から微弱な超音波により細胞膜を破壊することで、損傷がなく、かつ十分にほぐれた状態のクロモソームの調製に成功し、最適条件を確立した。特定のクロモソームの選別については第9番染色体をターゲットとし、独自の単離選別環境を設計・作製した。並行してqPCRを用いてクロモソームの精製度を数値化するし評価する系を構築した。研究期間は終了したが、ひきつづき単離実験を行っている。