研究課題
挑戦的萌芽研究
ハエトリソウの捕虫運動とアメリカネムノキの就眠運動は同一の内因性化学物質ジャスモン酸グルコシド (JAG)で引き起こされる。これを用いたエナンチオディファレンシャル実験を行うために、立体化学の異なる4種のハイブリッド型化学プローブを合成した。また、運動細胞をモデル系として、JAGによる活性酸素生産を確認した。また、活性酸素によって活性化されるカリウムチャネルの同定も進んだ。しかし、このチャネルの速度論的解析から捕虫運動のような早い運動には別のカリウムチャネルが関与するシステムを考える必要も示唆された。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)
Bioorg Med Chem Lett
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