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2013 年度 実績報告書

非破壊および化学変換天然物エキス二次元アレイの開発と神経幹細胞の活性化

研究課題

研究課題/領域番号 24651238
研究機関千葉大学

研究代表者

荒井 緑  千葉大学, 薬学研究科(研究院), 准教授 (40373261)

キーワード天然物 / アレイ / ビタミンD3
研究概要

本研究はこれまでに達成されていなかった天然物エキスのアレイ化を達成し,標的タンパク質との結合をアレイ上で検出することで,生物活性天然物を迅速に発見する方法論の確立を目指す.天然物をそのままの構造の状態でアレイ化した非破壊天然物二次元アレイのプラットフォームを開発することを目標としている.
本年度はエキスアレイに適する材料(膜媒体)と,エキスに含まれる多くの天然物の分離条件の検討を引き続き行った.タンパク質はヒトビタミンD3核内受容体を用い,その生体内リガンドである活性型ビタミンD3をポジティブコントロールとして検討を行った.化合物を膜媒体に留まらせるため,膜の性状を実験中に維持できる方法を検討し,主に膜が有機溶媒により乾燥しないための前処理などの操作をほどこした.また,非特異的なタンパク質の吸着を防ぐため,ブロッキング剤や条件の検討を行った.さらにタンパク質を検出するための一次抗体の抗原部分の選択が重要であることが明らかになった.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)

  • [雑誌論文] Physalin H from Solanum nigrum as Hh signaling inhibitor blocks GLI1-DNA complex formation2014

    • 著者名/発表者名
      Arai, M. A.; Uchida, K.; Sadhu, S. K.; Ahmed, F.; Ishibashi, M.
    • 雑誌名

      Beil. J. Org. Chem.

      巻: 10 ページ: 134-140

    • DOI

      DOI:10.3762/bjoc.10.10

    • 査読あり
  • [学会発表] bHLH転写因子に作用する神経幹細胞分化活性化剤の探索と創成

    • 著者名/発表者名
      荒井緑
    • 学会等名
      日本薬学会第134年会シンポジウム
    • 発表場所
      熊本大学
    • 招待講演

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公開日: 2015-05-28  

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