研究課題
挑戦的萌芽研究
リパノソーマ症(シャーガス病)は中南米諸国で猛威を奮う深刻な感染症で既に2000万人以上が感染しており、毎年約2万人が本感染症により死亡している。現在、nifurtimoxとbenznidazoleのみが治療薬として承認されているが、その効果は満足できるものではないため新規な医薬品の開発が強く望まれている。我々は新たなシアリダーゼの自殺基質型誘導体がシャーガス病に対する感染症治療薬の有望なリード化合物である事を発見した。そこで、本研究課題ではこの自殺基質型誘導体のナノ微粒子表面への集積法を確立することを第一の目的とし、ナノ医薬品としての治療薬候補の創製に繋げることを期間内の目標とした。
すべて 2014 2013 2012
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件)
Bioorg. Med. Chem. Lett
巻: 24巻 ページ: 1197-1200
10.1016/j.bmcl.2013.12.091
Org. Lett
巻: 15巻 ページ: 6278-6281
10.1021/ol403140h
Anal. Chem
巻: 85巻 ページ: 5641-5644
10.1021/ac401085c
J. Virol. Methods
巻: 187巻 ページ: 390-394
10.1016/j.jviromet.2012.11.004
Chem. Eur. J
巻: 19巻 ページ: 1364-1372
10.1002/chem.201200859
Bioorgan. Med. Chem
巻: 20巻 ページ: 3729-2746
10.1016/j.bmc.2012.02.001