平成24年、日本の複合マイノリティである在日韓国・朝鮮人女性との出会いを通して、キリスト教会での活動や問題などインフォーマルな情報収集を行い、ジェンダー、エスニシティ、キリスト教というカテゴリーだけでは括れない経験の多様性を確認した。 平成25年3月に「エスニシティ・ジェンダー・キリスト教と宗教」研究会をたちあげ、研究者による研究と社会変革のための実践の両者を視野に入れ、11回の発表を行った。その結果、新たな問題として経済格差があげられる。これら研究成果の一部は、京都学園大学出版助成を得て平成27年12月に出版予定。また研究会ではミクロネシアとアメリカから日系人研究者を招いて講演を行なった。
|