研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では1945年以降の日本におけるアナーキズム運動およびそれをグローバルなアナーキズム史の文脈に位置づける上で重要な口述資料を得るとともに、入手困難だった史資料を入手した。その結果、20世紀を通じて形成されたグローバルなアナーキズム・ネットワークと日本のアナーキズム運動との関係について様々な事実が明らかになった。ただし口述資料に関してはすべて非公開であるため、データベース構築に関して情報の取捨選択が必要とされる。また、公表等に関する方法・形式については今後の検討課題である。
思想史