研究課題/領域番号 |
24652025
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
中島 望 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (70292571)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 字体 / デジタルフォント / 漢字 / ひらがな / カタカナ |
研究概要 |
本研究の目的は、「標準字体のモデル化」であり、より手書きに即した字形で完成させることである。そして、その最終段階においては、「標準字体モデル」及びデジタルフォント化された「学習漢字モデル(仮称)」を広く公開することにある。 本研究は、平成24・25・26年度の三ヵ年計画で行うもので、研究代表者が随時作成した「手書きによる基本モデル」をデータ化し、その最終的な作業はすべて委託(有限会社Ki-WEB)している。 また、当初の目標字数は1200字であったが、3ヵ年(基金内)においては332字(24年度に92文字、25年度に140字、26年度に100字)を予定し、「手書きによる基本モデル」のデータ化に必要とされる設備(デザイン機器類)の充実を本基金により完了させ、さらに27年度以降においても継続する計画である。 24年度の研究実績(完成目標字数は92)は以下のとおりである。 1.「ひらがな」のデータ化を行う。2.「カタカナ」の手書き基本モデルを作成。3.「漢字(楷書)」の作成準備(約1200字)を行う。4.年度内に4回、委託先においてデータ化等の※共同作業を行なった。 なお、本研究の最終的な作業として予定している「デジタルフォントの作成と公開」に向け、【1.「ひらがな」のデータ化を行う。】では、濁音、半濁音を除く文字のデジタルフォントを試作した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究実績の概要にも記載したが、本研究の最終的な作業として予定している「デジタルフォントの作成と公開」に向け、【1.「ひらがな」のデータ化を行う。】では、濁音、半濁音を除く文字のデジタルフォントを試作した。これにより、現段階における研究手順等の見直しが必要となったが、むしろ目標字数の達成を早め、公開に向けた新たな方策、展開の可能性をえることとなった。
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今後の研究の推進方策 |
「デジタルフォントの作成と公開」には相当の手間がかかるが、委託先での作業が想像以上に不可欠となっている。その技術は電子データとして入力する高度なものだけに、研究者が指導を受けて出来る内容には限度がある。よって、この作業は①デザインした字形(研究者代表)を②正確に入力(委託先)する共同作業となる。
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次年度の研究費の使用計画 |
25年度の研究実施計画は以下のとおりである。 1.「漢字(楷書)」の手書き基本モデル作成を開始する。2.「漢字(楷書)」の手書き基本モデルのデータ化を行う。3.年度内に2回、委託先においてデータ化等の※共同作業を行う。 究代表者が随時作成した「手書き基本モデル」をデータ化(デザイン)し、委託先との共同作業を行う。
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