研究課題
挑戦的萌芽研究
西洋美術の原点にある古代ギリシャの身体表現を、美術解剖学の立場から考察した。考察にあたり、ギリシャ・クラシック期のパルテノン・フリーズ彫刻の12神の立体模型を、東京芸術大学の大学院生とともに作成し、構造と形態の分析を行った。完成した立体模型を、平成24年11月から平成25年5月まで、約半年間、大英博物館の教育的展示<パルテノン・ナウ>にて展示した。また、平成25年7月に、ベルリン自由大学の学会にて、平成26年1月にシカゴの全米考古学会にて研究発表を行い、これらの研究成果の公表及び研究に対する議論によって、今後の古代ギリシャの身体表現の研究の基盤作りを行うことができた。
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東京藝術大学美術学部紀要
巻: 51号 ページ: 75-89
Minervium 2013―授業報告集―
巻: 10 ページ: 45-58
世界史の研究
巻: 232 ページ: 24-31
五ちくま学芸文庫
ページ: 85-96, 144-162, 221-235
Minervium 2012―授業報告集―
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