研究課題
挑戦的萌芽研究
ソビエト政権成立期における公共空間の再編過程の特質を明らかにするために、教会閉鎖と霊廟開設という象徴的事例を取り上げ、教会閉鎖と聖遺骸開封にともなう反宗教宣伝の視覚化の過程、レーニン没後の霊廟開設から1930年代に構想されたソビエト文化宮殿造営計画へと展開するソビエト的公共空間の構築の過程について資料を収集し、文献調査を行なった。調査結果は関連する事象を年譜に整理し、報告書にまとめて刊行した。
人文学