研究課題/領域番号 |
24652088
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
村田 和代 龍谷大学, 政策学部, 教授 (50340500)
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研究分担者 |
BARKE A.J. 関西大学, 外国語学部, 准教授 (90615741)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 国際情報交換 |
研究概要 |
本研究の研究目的は次の3点である。 (1) 単独の職場談話の研究から複数の職場談話の研究へ、単独の言語ストラテジーの分析から多様な言語ストラテジーの分析へ、と研究を拡大し、分析結果を「ある職場A」の言語的特徴としてではなく日本の職場の言語的特徴として可視化する、(2)収集した言語データは、職場談話の言語コーパス構築につなげることができるようにデータ構築の基盤を整え、コーパス構築を開始する、(3) 国内の職場談話研究のさらなる発展のために、職場談話研究者のネットワーク作りができるようなラウンド・テーブルを開催し、それぞれの研究についての情報交換を行うと共に、日本における職場談話研究の可能性に ついても議論する。 上記目的を3年間で達成するために、1年目である2012年度は、以下を実施した。 (1)調査協力先の選定、(2)研究協力者との打ち合わせ(8月のSociolinguistic Symposiumでパネル発表)、(3)言語データコーパスの先行例の調査、(4)言語データ収集開始
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初の予定では、1年目は、データ収集先の選定を予定していたが、データ収集先の選定にとどまらず、言語データ収集まで進めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
2013年度は、主として、2012年度に収集した言語データを整理し、共同研究者および、研究協力者と共有する。データの整理後は、研究費の予算を考慮しながら、文字転記をする箇所を選定し、文字転記を委託する。2013年度中に、可能であれば分析も始めたい。
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次年度の研究費の使用計画 |
該当なし
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