本研究によって、協同学習を取り入れた内容理解重視の授業は英語力の高い学習者だけでなく、英語学習に対して強い苦手意識を持っている学習者に対しても有効な指導法であることを実証した。英語が苦手な学生に対して調査を実施した結果、彼等の英語力の伸長がもたらされることが示唆された。さらに英語学習に対する動機づけの向上がもたらされることが確認できた。 英語力の高い学習者(TOEICスコア550点以上)については、アウトプットの質の向上がもたらされることが示唆された。協同学習を取り入れた内容重視の授業にライティング活動を取り入れて調査を行った結果、学習者のエッセイの質の向上がもたらされることが確認できた。
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