研究課題
挑戦的萌芽研究
研究代表者の加藤は、ラオス北部を中心に、いまだ不明点の多い危機言語であるモン・クメール系のムラブリ語、ポーン語、タイ・カダイ系のセーク語、ヤン語等について、語彙調査および文法調査を行った。その結果、ポーン族、ヤン族は言語的に混質的であることが分った。研究協力者の園江は、生産工具の利用と技術を中心に聞取りと観察による調査を行い、犂・水車に関してタイ文化圏独自と推定される技術を見出すと共に、ハチ類の利用について、この地域で報告のないハリナシミツバチの原初的養蜂技術を確認した。
言語学