2013 年度研究成果報告書

選好パラメターの遺伝寄与度に関する実証分析

研究課題

研究課題/領域番号	24653051
研究種目	挑戦的萌芽研究
配分区分	補助金
研究分野	理論経済学
研究機関	神戸国際大学 (2013) 立命館大学 (2012)
研究代表者	平田憲司郎神戸国際大学, 経済学部, 講師 (70423209)
研究期間 (年度)	2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード	マクロ経済学 / 行動経済学 / 双生児研究 / マルコフ連鎖モンテカルロ法
研究概要	危険回避行動と利他的な行動について，一卵性双生児間と二卵性双生児間の相関係数の差異から，それぞれの行動の遺伝要因の寄与度の推定を，マルコフ連鎖モンテカルロ法を用いておこなっている．その結果，危険回避行動については，相加的遺伝要因の寄与度が25%で，共有環境要因の寄与度が24%であることがわかった．さらに，利他的な行動については，相加的遺伝要因の寄与度が21%で，共有環境要因の寄与度は24%であることがわかった．