研究課題
挑戦的萌芽研究
現地調査により除染対策の現状と課題を調査した。現地では除染が進まない問題に直面していたが,その原因の一つに,汚染土の仮置き場の確保が進まないことがあった。その背景には,仮置き場の安全性に対する不安を地域住民が感じていること,さらに中間貯蔵施設の建設が進まず,仮置き場が長期間使われ続ける可能性があることなどから,住民の反対意見が強まっていることが考えらえる。そこで,安全性や使用期間などの不確実性が周辺住民の意思決定に及ぼす影響を分析するために経済実験を実施した。汚染土壌を市場で有償処分することを想定し,これに対する支払意思額と受入補償額をたずねて市場で取引を行う経済実験を実施した。
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農業と経済
巻: vol.89, no.4 ページ: 39-48
Environmental and Resource Economics
巻: 56(4) ページ: 481-497
巻: vol.79, no.12 ページ: 40-48
http://kkuri.eco.coocan.jp