• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2014 年度 研究成果報告書

金融新商品や取引機会を創出する市場提供活動における市場の失敗とその対処

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 24653076
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 財政学・金融論
研究機関早稲田大学

研究代表者

谷川 寧彦  早稲田大学, 商学学術院, 教授 (60163622)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
キーワードデリバティブ / 金利スワップ / BSオプションモデル / OTCデリバティブ / 種類株式
研究成果の概要

金融新商品やその取引機会の提供自体を民間経済主体が利潤動機にもとづいて行う経済活動と見なし,金融システムの脆弱性をもたらすような市場の失敗がそこに見られるかを検証した。日経225オプションという取引所取引が行われているデリバティブについては,オプション価値の16.6倍の負債が内在しており注意が必要ではあるものの,その大きさは日本国債や事業債の残高に比べるとわずかであることがわかった。相対取引により金利スワップを行う誘因が広義の金融機関が持ちうることを確認できた。しかしながら、取引需要の根本要因となる経済主体間の異質性の程度がどのような要因で動いてきているのかについては、今後の分析がまたれる。

自由記述の分野

ファイナンス

URL: 

公開日: 2016-06-03  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi