国際会議において重要なことは参加者に対する高い品質のサービスの提供であり、それは業務の集合から派生する。そこで、これまでに明らかとされていない国際会議運営業務とサービスの関係を明らかにし、それに基づいた効率的な国際会議運営手法を開発した。具体的には、調査に基づいて開発したサービス価値に基づく業務整理に基づいた国際会議業務フローモデルを用いて、国際会議主催者業務管理支援システムを開発し、実際に国際会議主催者が利用できるよう提供した。研究期間終了時において国内30団体以上の国際会議主催者が利用しており、本研究の一定の成果が得られたことが確かめられた。
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