研究課題
本研究は①国際広告賞と国際マーケティング・カンファレンスの実施の実態を明らかにする ②国際広告賞と国際マーケティング・カンファレンス運用の近年の変化を明らかにする ③国際広告賞と国際マーケティング・カンファレンスの産業界への影響を明らかにするの3点を目標としている。最終年度に実施した研究業績としては、第一に5月にハワイで行われたアメリカ広告学会AAAグローバルカンファレンスにて国際広告賞へのアメリカ広告学会員の取組を取材した。そして第二に、6月に60周年を迎えた世界で最もメジャーな国際広告賞であるカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルを現地調査。60周年ということで同国際賞の過去を振り返るイベントが行われ、世界の広告トレンドを長年にわたってつくり続けて来た“レジェンド”と呼ばれる人々のセミナーも多数行われ、上記①②③について新たな知見を得た。これらの成果については、(1)『マーケティングホライズンVol7』(日本マーケティング協会)、(2)広研レポートOnline(日経広告研究所)に記事として掲載した。なかでも60周年のカンヌライオンズのキーワードであった“ソーシャル・グッド”にフォーカスし、2013年11月16日(土)の日本広告学会全国大会で『“ソーシャル×ソーシャル”という広告コミュニケーションのトレンドについて』と題して発表、報告要旨集にも掲載された。初年度(昨年度)に行った研究および研究発表と合わせて、当初の3つの目標について、一定の成果が得られたと考える。
すべて 2013 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)
日経広告研究所報(日経広告研究所)
巻: 270号 ページ: 31~37
マーケティングホライズン(日本マーケティング協会)
巻: Vol.7 ページ: 26~28
広研レポートOnline(日経広告研究所) http://www.nikkei-koken.gr.jp/report/kokenReportTop.php
巻: オンラインのため巻は無し ページ: オンラインのため頁なし
日本広告学会第44回全国大会報告要旨集
巻: 報告要旨集のため巻は無し ページ: 11~14