研究課題/領域番号 |
24653128
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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研究機関 | 麻布大学 |
研究代表者 |
大倉 健宏 麻布大学, その他部局等, 准教授 (00279548)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 記述疫学調査 / コミュニテイ調査 |
研究概要 |
1,記述疫学的調査を麻布大学動物病院利用者を対象として、平成24年10月から11月にかけて実施した。この調査では89票の有効回答を集め、単純集計・クロス集計を行い、分析を実施した。調査項目としては、回答者の属性に関する質問として、性別・年齢・現在の所属・学歴・出身地・現住所・年収・住宅の床面積、家族に関する質問として、家族員数を尋ねた。飼育しいてる犬に関して、飼育歴年数・犬種・それぞれの年齢・ケアーテイカーについて、飼育に必要な施設や店舗・散歩の状況について・旅行時の預けについて・ペット友人の有無・ペット友人とのであい、ペット友人との話題、しつけ方法の入手、マナーの悪い飼い主イメージ、ペット飼育に適した「ペットフレンドリーなコミュニテイ」について、埋葬などについて質問した。 調査結果からは、ペット友人が飼育知識を得るチャンネルとしてではなく、課題の共有と友人間の交流そのものに魅力があることが明らかになった。また、ペット友人を持つ者は散歩の頻度と時間について、長くなる傾向があることがわかった。 2,地域特性に関する調査は、サンプリングの困難があり、実施することができなかった。エリアサンプリングの方法について検討を行い、あわせて質問票の修正を実施した。 3,動物飼育文化に関する文献収集について、幅広く文献を収集することができた。 4,海外調査について質問票の英訳および調査協力者の依頼を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
1,ペットフレンドリーなコミュニテイのモデル構築のために、基礎となる動物病院調査を実施し、分析を行うことができた。 2,国際比較という疫学的調査の特性を最大限活用するために、質問票の改良と英訳を行うことができた。 3,国際比較調査に向けて求められる諸準備を行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
1,平成25年9月に米国サンフランシスコ市およびニューヨーク市において、記述疫学的調査を実施する。使用する調査票の準備と調査協力者について、準備ができている。 2,連携研究者の協力の下行う、犬と飼い主の唾液収集について準備ができており、9月の米国調査において、唾液を収集しDNAレベルでの分析を実施する。この調査では飼い主と犬の間での歯周病の伝染に注目し、疫学的調査における調査項目として採用する。分析方法についても連携研究者との調整をすすめている。
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次年度の研究費の使用計画 |
1,米国調査にかかわる費用の支出を予定してる。 2,米国調査において、ペットフレンドリーなコミュニテイに関する文献を広く収集する。
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