研究課題
挑戦的萌芽研究
地域の福祉課題解決の方法として,テーマ型コミュニティ(地縁ではなく特定のテーマに集う人々)による実践がある。本研究では,こうした実践の効果を,子ども家庭福祉,障害共生,震災復興支援という領域にかかわって検討した。子ども家庭福祉領域では「長期間かつ主体性を高めること」が,障害共生領域では「参加者間で生じる葛藤への向き合い方」が,震災復興領域では,「被災地区の住民とボランティアとの交流から生まれた取組」が課題解決に向かうことが明らかとなった。総括的には,単体のテーマ型コミュニティを活性化するアプローチと複数のテーマ型コミュニティを活性化させるアプローチの併用が豊かな学びにつながるという仮説を得た。
すべて 2014 2013
すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (2件)
神戸大学大学院人間発達環境学研究科研究紀要
巻: 7(2) ページ: 125-131
社会教育学研究
巻: 50(1) ページ: 95-97