研究課題/領域番号 |
24653141
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研究機関 | 青森県立保健大学 |
研究代表者 |
斎藤 史彦 青森県立保健大学, 健康科学部, 講師 (00315566)
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キーワード | 更生保護 / 就労継続 / 協力雇用主 |
研究概要 |
刑務所出所者等が就労や就労後にどのような問題を抱えており、それにどのような対応がなされているのかを明らかにすることを目的に計画を立案したが、本年度は家族が介護を要する状態となったため、当該年度の計画を実施することができなかった。しがたって、実績は昨年度と同様であり、先行研究の整理により就労継続における刑務所出所者側の要因(基本的な生活習慣や社会性が身についていないこと、同僚などとのトラブル発生後にフォローが必要であることなど)と雇用者側の要因(刑務所出所者等の支援に関するノウハウがないことがあげられていること)の確認にとどまっている。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
家族に介護が必要な者がでたために、帰省することが多くなり当初予定してたエフォートが崩れてしまった。 研究に当てられる時間も確保できず、本年度の計画は未実施である。
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今後の研究の推進方策 |
刑務所出所者等の就労および就労継続に関する現状と問題点を把握するため、青森県内の職業安定所や刑務所出所者等への就労支援モデル事業を実施している保護観察所(東京都、宇都宮他)への聞き取り調査を行う旅費(340千円)を計上する。 聞き取り調査で明らかになったことを踏まえて作成した調査票を職業安定所に配置された職場適応・定着推進員に送付するための経費(120千円)を計上し、さらに得られたデータを集計、分析するための統計ソフト(300千円)およびノートパソコン(250千円)の購入を予定している。 その他、データ入力等のための人件費(710千円)、消耗品費(70千円)を計上する。
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次年度の研究費の使用計画 |
家族に要介護者が出たため、帰省することが多くなり本年度の研究計画が実行できず、予算を執行できなかったことが理由である。 刑務所出所者等の就労および就労継続に関する現状と問題点を把握するため、青森県内の職業安定所や刑務所出所者等への就労支援モデル事業を実施している保護観察所(東京都、宇都宮他)への聞き取り調査を行う旅費(340千円)を計上する。 聞き取り調査で明らかになったことを踏まえて作成した調査票を職業安定所に配置された職場適応・定着推進員に送付するための経費(120千円)を計上し、さらに得られたデータを集計、分析するための統計ソフト(300千円)およびノートパソコン(250千円)の購入を予定している。 その他、データ入力等のための人件費(710千円)、消耗品費(70千円)を計上する
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