研究課題
挑戦的萌芽研究
プライミングにより安心感(アタッチメントの感覚)を喚起すると、共感性や援助行動など様々な向社会性がポジティブな変化を示すことが先行研究で見出されている。本研究は、この現象に脳活動の左右非対称性が関連しているかを検討することを目的とした。実験では、刺激語の提示とイメージ喚起のプライミング手続きにより、4つのプライミング条件(安心感、ニュートラル、幸福、孤独)を設定し、プライミング条件下での脳波測定を行った。プライミング後に向社会性判断課題を行った。