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2013 年度 研究成果報告書

「なまはげ」風習の臨床心理学的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 24653190
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分補助金
研究分野 臨床心理学
研究機関千葉大学

研究代表者

笠井 孝久  千葉大学, 教育学部, 准教授 (40302517)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2014-03-31
キーワード心理学的介入 / 恐怖感 / トラウマ
研究概要

本研究は、子どもたちがナマハゲ行事によって感じる恐怖の性質を明らかにした。
子どもたちはナマハゲに対して強い恐怖を感じるが、それらは一過性のものでトラウマにならない。その要因は、ナマハゲが神性をもつ存在として、地域住民の生活の中に位置づけられているという文脈によるものと考えられる。また、恐怖の感じ方、表現は年齢による変化があることが明らかになった。ナマハゲ行事は、子どもたちに恐怖とどのように向き合い、どのように統制していくかを経験させる機会となっていると考えられる。

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公開日: 2015-06-25  

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